暗病妄葬狂

来る8月14日(金)～16日（日）に東京ビッグサイトで開催される同人誌即売会「コミックマーケット88（以下「C88」と呼ぶ。」に向けて、思うように行かない心身を無理矢理働かせて一生懸命原稿描いております。

なお、既にネーム（漫画の設計図）は完成しております。

C88では、1日目（8月14日(金)）東地区ハ-38a「暗病妄葬狂」で、下記の本を頒布する予定でおります。
なお、「頒布」という言葉の意味が分からない方は、事前に調べておいて下さいますようご協力お願いいたします。

• C85（一昨年12月）発行「原発性アルドステロン症体験記」→「原発性アルドステロン症体験記①～検査入院前編～」に改題
• C87（昨年12月）発行「原発性アルドステロン症体験記」→「原発性アルドステロン症体験記②～検査入院後編～」に改題
• C88新刊「原発性アルドステロン症体験記③～完結編～」

です。

C85とC87で発行した本が同一タイトルで非常に混乱を招いたため、今回タイトルの変更を行います。
漫画の内容は基本的に同一です。

「原発性アルドステロン症体験記①～検査入院前編～」

この本は本文16ページの本当に薄い本です。副腎静脈サンプリングと副腎シンチグラフィ以外の検査入院が大雑把に描かれております。巻末に「検査入院退院サマリー（抜粋）」が付属しております。

「原発性アルドステロン症体験記②～検査入院後編～」

この本は本文28ページの薄い本です。検査入院の山場（一番きつい）である「副腎静脈サンプリング」中心の漫画です。また、低カリウム血症（血中カリウム濃度が2.05だったとき）でどのようなことが起きたが描いてあります。

ルゴール液ブロック→副腎アドステロール注射→副腎シンチグラフィの概要もあります。

C88新刊「原発性アルドステロン症体験記③～完結編～」

この本は本文48ページの薄い本です（参考資料含む）。ページ数が多くて入稿がぎりぎりになりそうです。また、非常に文字の多い漫画になっております。あらかじめご了承下さい。

この本のメインは「腹腔鏡下右副腎全摘出手術」前後です。全身麻酔・術前絶飲食・術後早期離床の重要性等々これから手術を受ける方には少し参考になるかもしれません。

全ての入院の中で一番きつかったのが、手術終了後の夜（不眠と苦痛で疲労困憊）だったため、この辺の描写は割とリアルだと思います。

漫画の中にも描いていますが、私は腹腔鏡手術だったせいか、手術翌日から「飲水・歩行訓練開始して下さい」と看護師さんに言われ絶句しました。

漫画の後ろについている「参考資料」では「著者の原発性アルドステロン症の治療経緯概要」・「手術入院退院サマリー（抜粋）」・「手術記録」等のやや詳しい人向けの資料がついております。

7月9日現在原稿の進捗はまだまだです。状況が進みましたらまたお知らせします。

2月末にWEB拍手を頂いておりました。気づかずに返信遅れて申し訳ございません。

>サインバルタ20を処方され過度の傾眠に悩んでおります

抗うつ薬は効果も副作用も個人差が大きいようで、傾眠は生活に支障が出て大変だと思います。私はサインバルタ20mg×3を服薬中ですが、眠りの質が悪くなります。ものすごくリアルな悪夢で起床時に夢か現か分からず非常に疲れます。午前中はほとんど活動不能です。

>処方変更で過食は収まったのですが、痛し痒しと言った所です。

私も色々な抗うつ薬を経験してきましたが、サインバルタだけが過食を引き起こさないので助かっております。快方に向かわれると良いですね。

※引用部分は支障が無いと思われる範囲での抜粋です。あしからずご了承下さい。

WEB拍手等頂けると励みになります。どうもありがとうございました。

 

 去る平成26年12月28日から30日の三日間、東京ビッグサイトで開催された「コミックマーケット87」に参加してきました。「評論・情報」東W39a「暗病妄葬狂」でC87新刊「原発性アルドステロン症体験記(C87版)」を頒布することが出来ました。スペースに足を運んで頂いた方々本当にありがとうございました。

今回検査入院編までで終わっており、手術入院編が未了です。なるべく早く続きを描きたいと思っております。

写真は3日目当サークルの設営状況です。おそらく東１～３ホールで一番に設営完了したと思います。手伝ってくれたたけしばさんと猶大さん、どうもありがとう！

売り子等獅子奮迅の働きを見せてくれた同志たけしばによるC87レポ漫画。要点が簡潔に纏まっており、素晴らしいので必見。